背景作成ソフトレビュー
マイホームデザイナーPRO(評価はPRO4)

素材の種類の多さでは随一。その内容は家の部品から電柱、道路、自販機など幅広い。
その気になれば街1つ作れる。
レンダリングはレイトレーシングで行うがリアルともイラスト調とも言えない中途半端な印象。
輪郭を線で表示する輪郭強調表示モードがあるが線が表示されない部分が多かったり
線の太さも指定できずそのままでは漫画背景に使えない(背景のアタリ程度には使えるだろうか)


インテリアデザイナーPRO

現在販売されていないソフトだが、未だにメインで使用しているソフト。
インテリアデザイナーの名の通り室内しか製作できない。
レンダリング画像はフォトリアルではなくイラスト調でカラー漫画に使い易い



レンダリング画像のままウォークスルーできるだけでなく、再レンダリング無しに照明のオンオフ、環境光の変更が出来る。
(同社のマイホームDはアングルを変えたり照明を変える度に再レンダリングが必要)


レンダリング後に消灯した例。

輪郭を表示させるイラストモードもある(輪郭線の太さの指定も可能)
輪郭抽出精度はコミスタに劣るが再レンダリングが必要ないので好きなアングルをいくらでも作ることが出来る。


右がレンダリング画像、左がブラシを追加してキャラを合成したもの


Shade ドリームハウス

レンダリング画像はリアル寄りだがカラー漫画背景に使えるレベルだと思われる。
輪郭抽出機能はない。
素材が少ない上にお洒落な家具しかないのでモデルルームみたいな家しか作れない。
このソフトもレンダリング後にウォークスルーが出来るが、うちの環境では部屋数が多いとまともに動かない。



COMIC STUDIO 4EX

自分が所有している背景製作ソフトの中では輪郭抽出の綺麗さはトップ。
だが仕様が変態的で目的の視点を作るのは至難の業である。
自転車など単一オブジェクトはなんとかなるが、狭い建物内だと見回す事すら難しい。
特に致命的なのはパース設定で数値を少しいじっただけでオブジェクトが画面から消失する。
大分前からウォークスルー搭載の希望を伝えているが実装する気配は全く無い。


なんとか上手くいった例


六角大王5